韓国ドラマ見てますか?
さてこれまで4回に分けて家族の呼び名をご紹介してきましたが、今日はドラマでよく聞く家族以外の言い方や呼び名をご紹介したいと思います。
「その他の呼び名」①
*私 저 チョ
*私 나 ナ
*わたし達 우리 ウリ
*おじさん 아저씨 アジョシ
*おばさん 아줌마 アジュ(ム)マ
(ム)の発音は日本語の「mu」ではなく「3枚 sammai」と言う時の「ん m」で口を閉じた時の音です。
〈注〉ここから下の説明文は読みやすい様に( )を取って「ン」と書きます。
私の「チョ」と「ナ」の違いは極端にいうと「チョ」がわたくし、「ナ」はわたし、僕という感じで「チョ」は初対面の人や目上の人に使い、「ナ」は親しい間柄で使います。
「ウリ」はわたし達で「ナ」と同じく親しい間柄で使います。ちなみに初対面の人や目上の人には저희 「チョヒ」わたくし達を使います。
この「ウリ」の「わたし達」ですが日本とは少しニュアンスが違う使い方をする様です。ドラマの中でよく聞くと思うのですが、「ウリチプ」直訳すると「わたし達の家」ですが字幕では「私の家、我が家、ウチ」となっています。
また、人に自分の息子の話をする時に(その場に夫婦が揃ってなくても)「ウリアドゥル」直訳すると「わたし達の息子」と言ってますが、字幕では「息子、子供、ウチの息子、ウチの子、子供の名前」等になっています。
韓国語の「ウリ / わたし達」は自分の周りの親密な関係にある人や物に使うみたいです。日本語の「ウチの」に近い感じでしょうか。
おじさんの「アジョシ」、おばさんの「アジュンマ」もよくドラマで聞きますよね(o^^o)
「アジョシ」は韓国語で、おじさんという意味ですが、日本では親戚のおじさんも隣りのおじさんも同じ「おじさん」と呼びますが、韓国では親戚のおじさんにはそれぞれ呼び方が決まっているので親戚には使いません。
街で見知らぬ男性に声をかける時は「アジョシ」が一般的かと思います。
(学生には학생 ハクセンが一般的)
おばさんの「アジュンマ」は韓国のおばさんにとって少し失礼に感じる人もいるみたいです。いわゆるおばちゃんってイメージで市場や食堂でバリバリ働く威勢のいい人には大丈夫ですが、出来たら「アジュンマ」より少し上品なイメージの「アジュモニ」を使った方がいいみたいです。
ドラマでは「アジュンマ」の方がよく聞く気がしますが…
さて今回は家族以外の呼び名①をご紹介しましたがいかがでしたか?
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韓国と日本でのニュアンスの違いが上手く伝わったか心配しつつ…
今日はこの辺で。。